白髪が増えてめちゃショック。誘惑の「白髪が黒くなる」シャンプー・サプリの真実
2026.10.13
白髪が増えた!!!ショック
もうこれ以上は増やしたくはない
そんな悲しみから舞い降りる白髪ケア
「白髪予防!!!白髪が黒く生え変わる」
ほんと?と釘付けになることでしょう
しかし果たして本当なのか?眉唾の話なのか?
じいさんになったら生き字引と言われたい僕は調べることにした
そして衝撃の事実
このブログは、白髪予防はするべきか?そして白髪は果たして黒く生まれ変わるのか?
昼も夜もぐっすり眠ったフルパワーの脳内で弾き出そうと思います
まず最初に、いちばん大事な事実
今生えている白い毛は、何をしても黒くなりません!!
まじか!!あかん!めまいが、、、
しかしそんなことでは屈しない
現実を受け入れよう
髪の毛は、頭皮から出た時点でもう死んだ組織。
色がつくのは、頭皮の奥(3〜5mmくらい)にある毛根の工場だけらしい
毛球ってやつ
だから「白髪が黒くなる」が起きるとしたら、、、
根元から新しく生えてくる毛が黒い、という形だけ。
なんで白髪になるの?
白髪の仕組みはこんな感じ。見取り図
- 色素幹細胞(補充役)が分裂する
- 分裂した片方は補充役のまま残る。もう片方がメラノサイト(職人)になる
- メラノサイトが色素(メラニン)を作る
- 作った色素を毛に運ぶ
この流れのどこかが止まった時、白髪になる
白髪になりたての頃に多いのが「錆び」
なら白髪になりたての頃にやっておくべきか?
まず白髪になりたての頃に多いのが「錆び」
メラノサイト(職人)はいるのに色素を作らないってやつ
このサボりが!!!って思うじゃないですか?
でもサボってるっていうより
色素を作る道具が錆びてるんです
なんで錆びるか?って言うと酸化ストレス
白髪の毛根には、体の中で出る過酸化水素がたまっていて
それを分解する酵素がほとんど無くなっている、という人の研究があります
となると色素を作らなくなって、白い毛が生えてくる
※ここで言う酸化ストレスは、体の中の化学反応の話。
イライラや疲れの「ストレス」とは別物です。
心のストレスで白髪が増える話は、ネズミでは仕組みまで分かってる。
でも人ではまだ「ストレスの多い時期と白髪の時期が重なってた」くらいしか分かってないんだってさ
他の候補で材料が足りないとかあるけど
チロシン(色素の材料)が足りないとかは根拠なし
チロシンは体の中で作れるので、普通に食べてたら足りなくなりません
サプリいらない
※ただしビタミンB12みたいに、本当に足りてない人が補ったら色が戻った例はある。
でもそれは病院で見つける話です
ほんで、この錆びの段階なら、錆びを取ってあげればいいわけです
じゃあ錆びを取る成分は?
調べてみたら、白髪用の成分で人で試したデータは、ほとんどがメーカー自身の資料
メーカー以外の人が試したら、ほとんどの人が変わらなかった、なんて報告もある
人で白髪が黒く戻った例もあるにはある
でもそれは、がんの薬の副作用とか、栄養不足の治療とか
偶然の産物で「あれ?白髪が黒くなったよ?」程度のもの
改善の余地があるのはこの錆びの段階だね
ただし、確実に戻せる方法はまだ無い
そしてここが大事な部分
色素幹細胞(補充役)がいなくなった場合を次は考える
補充役は分裂するたびに「次の分」を1つ残します
これが残せなくなって、使い切ってしまうと
これはもうどうしようもない
だって、メラノサイト、いわゆる色素を作る人を送り出せないから
使い切ってしまう理由の一番は加齢と遺伝
悲しいけどここまでくると、今の科学ではどうしようもないって話です
白髪になってからの期間が長い毛根ほど、こっち側に進んでいると考えられています
ってことは、予防したらええんちゃうん?
ここまで読んで、こう思いませんでした?
錆びの段階なら、まだ戻る余地がある
補充役は年齢で減っていく
なら、錆びる前・減る前に守ればええやん!
そう、そこで出てくるのが「白髪予防」の白髪ケア
シャンプー、頭皮エッセンス、サプリ
「白髪の原因に働きかける」「白髪が減る」「黒髪が増える」
正直、僕も最初は「予防はアリなんちゃう?」って思いました
でも深掘ってみたら、こうでした
- 白髪ケアの成分で人で試したデータは、さっきの錆びの話と同じで、ほとんどがメーカー自身の資料
- 人で試されているのは、どれも塗りっぱなしの頭皮ローション。シャンプーで白髪が減ったという人の試験は見つからない
- シャンプーは2分くらいで流すもの。成分は毛穴の入口までは入るけど、3〜5mm奥の毛根まで効く量が届くかは誰も確かめていない
- 偽物(プラセボ)と比べたちゃんとした試験で出たのは「新しい白髪が少し増えにくかった」まで(植物エキスのトニック)。見た目の白髪の量は変わらなかった
つまり、白髪が減る・予防できる、と言い切れるものはまだ無い
そもそも化粧品は「白髪予防」「白髪が減る」とは言っちゃいけないルール
ちなみに「洗うだけで白髪が目立たなくなる」系のシャンプーは、また別物
あれは毛の表面を少しずつ染めてるだけ。やめたら元に戻ります
もしかしたら効果はあるけど
コスパが悪くないか?っておもっちゃうんですね
500円とかならいいけどね
そこにお金投資するなら運動したりどっか美味い飯くいにいくかな
カラーの過酸化水素は大丈夫?
「カラーで白髪が増える」って聞いたことありません?
これ、どこから来た話かというと
さっきの「白髪の毛根には過酸化水素がたまってる」って研究
カラー剤にも過酸化水素が入ってるやん
だからカラーで白髪が増える!
…いやいや、ちょっと待って
研究の過酸化水素は、毛根の中で体が自分で作って、たまっていくもの
カラーの過酸化水素は、外から30分くらいつけて流すもの
出どころが違うんです
とはいえ過酸化水素はめちゃくちゃ小さい分子
理屈では、カラーの方もちょっとは入るかもしれない
でも例えるなら
毎日24時間ずっと浴び続けてる毒と
月に1回、30分だけちょっと触れる毒
時間で言うと1,400分の1くらい
しかも調べてみたけど、カラーで白髪が増えたっていう人のデータは見つかりませんでした
見つけられなかっただけかもだけど
なかなか証明が難しいんだろうね
これだけカラーする人がいるけど要因がカラーだけじゃないからね
10年追いかけて白髪が増えましたって言われてもカラーだけじゃないだろ?って話ですからね
そこまで気にせんでええんちゃう?ってレベルです
ただし、カラーで本当に気をつけることはあります
それは、かぶれ・アレルギー
一度かぶれた人は、同じ薬はもう使えませんよ
ジアミンとかもダメです
頭皮がヒリヒリする人は、我慢せずに美容室で相談してください
ジアミンアレルギーじゃない人は頭皮になるべく薬をつけない塗り方もあるんです
ジアミンの場合は頭皮につけない方法でもダメです
じゃあ錆びないようにするには?
ここ、一番知りたいとこですよね
正直に言います
白髪を防げた、と人で確かめられた方法は、まだ無い
ただ、調査で「白髪と関係がありそう」って出ているものはあります
- タバコ:吸う人は白髪が多い、という調査がいくつもある
- 太りすぎ:30歳未満の男性6,390人の調査で、若白髪と関係が出た
- 家族に若白髪の人がいる:これが一番強い。でも変えられへん(とほほ)
ただしどれも「関係がある」まで
タバコをやめたら白髪が減った、と確かめたわけではないです
それと、ビタミンB12とかが本当に足りてない人は別
これは病院で調べてもらう話です
なので僕の答えはこう
白髪のためにやるんじゃなくて、体のためにやる
タバコをやめる、ちゃんと食べる、ちゃんと寝る
それで白髪にもええことがあったらラッキー、くらいでちょうどいい
深掘りしてみたら、予防もいらんかった
白髪予防はいらないって思う派ですね
一番の原因は加齢と遺伝
これはどう頑張っても止められない
錆びの段階も同じで、予防をするなら「酸化ストレスを抱えない」ってことになるけど
それで白髪が減ったと人で確かめた試験は無いんです
改善も予防も、意味がないってわけじゃないけど
コストがべらぼうに高い!!!
効くか分からない白髪予防のケア剤やサプリにお金を投資するなら、他に使ったら?ってのがいい
白髪より、見た目全体に使った方がよっぽど若く見える
美味い飯くったら?ってなるタイプでして
結論としては、いいかなって思います
ほんならどないすんねん
美容師に任せたほうがええよな
ご安心ください
まだ人類は諦めてはいません
白髪を愛そう
美容師は白髪を抹殺する技術だけではありません
生かす、愛するという技術も持ち合わせている
年齢を重ねると抗いは必要です
しかし時には向き合い、受け止めるというのも一興
白髪を愛そうということで、白髪ぼかしは生まれたのです(多分知らんけど、でも多分そう)
白髪が多ければ多いほど、白髪がハイライトみたいに馴染んで綺麗になる
「早く白髪たくさん増えないかな」
白髪を染めている方にとっては、狂気!常軌を逸した発言と思われても仕方ありません
しかし
僕の人生の師匠はこう言っています
「狂気の沙汰ほど面白い」
人生、平凡より狂気に満ちているほど面白い
逆境こそ成長
乗り越えると新しい世界が待っている
受け入れるというのも、一つとてもいい大人の嗜みかと思います
技術は進歩しています
白髪と向き合う、というのが今日の答えとなります
ちゃんちゃん、おしまい





